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2008年03月17日 11:00【武蔵野大学との共同研究報告】「南天実エキス」中に気管収縮抑制作用のある新たな成分を見出しました。

ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都港区)は、武蔵野大学薬学部薬理学研究室(阿部 和穂教授)と、医薬品成分である南天実エキスの有効性と安全性を検証するために共同研究をおこなっております。

南天実は古来より、せき症状やのどの痛みなどを改善することが経験的に知られていますが、その作用メカニズムは明らかではありませんでした。これまでの研究によって、南天実エキスおよび南天実エキス中のナンテニン(O−メチルドメスチシン)が、せきを誘発する原因の一つとなる「セロトニン※1による気管平滑筋の収縮」に対して抑制効果を発揮することを解明してきました。今回あらたに「ヒスタミン※2による収縮」を抑制する成分を南天実エキス中に見出したので日本薬理学会にて報告いたします。

※1・2…セロトニンやヒスタミンは、気管平滑筋を収縮させる作用をもつ生理活性物質です。

※3 …成分を性質によってわけたもの

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