スキンケア相談

にきび肌

Q.にきびで悩んでいます。どのようなお手入れをしたらよいでしょうか?

にきびには、皮脂分泌が過剰になってできる「皮脂型にきび」と、角質が硬くなることによって毛穴が詰まってしまう「角質型にきび」があります。また、にきびの原因には、過剰な皮脂分泌やアクネ菌の増殖以外にも、ストレスや紫外線の影響などもあり、その原因はさまざまで、個人差があり、肌を清潔に保つだけでは改善されない場合もあります。なかなか治らないにきびは皮膚科専門医へ相談するのがよいでしょう。
スキンケア面では十分な洗顔と保湿、紫外線対策をしましょう。お肌を刺激しないように丁寧に洗顔し、きちんと保湿することが大切です。クレンジング、洗顔の際に油っぽい部分を中心にしっかり洗浄してください。乾燥しやすい部分は擦らないようにやさしく洗いましょう。

Q.にきび肌ですが、生活面で気をつけることはありますか?

にきびについては、原因がさまざまです。
生活習慣ではヘアスタイルやメイク、食生活、睡眠、ストレスの解消等の面からも改善を心がけることが有効とされています。食生活では、アルコールやタバコなどの刺激物、甘いものやチョコレートなどは控えていただくとよいでしょう。また、ストレスを溜めずに十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。

乾燥肌

Q.最近乾燥がひどく、カサカサして粉をふいています。どうしたらよいでしょうか?

正常な皮膚では、バリア機能と水分保持機能の働きによって十分な水分量がたもたれています。ただし、お肌は季節や体調、生活環境の影響も受けます。お肌の状態に合わせたスキンケアをしていきましょう。なお、日常のスキンケアでは保湿が十分でない場合、保湿クリームで保護したり、保湿美容液を足す等、お肌の潤いを保つスキンケアをおすすめします。
また、お肌の乾燥を防ぐためには熱いお湯は避け、ぬるま湯で洗顔し、皮脂をとり過ぎない洗浄料の使用をおすすめします。お肌の状態によっては、皮膚科専門医にご相談ください。

敏感肌

Q.春先になるとお肌の調子が悪くなります。どういったスキンケアをしたらよいでしょうか?

春先のお肌は、気温の上昇とともに皮脂の分泌は活発になるものの、空気の乾燥やほこりっぽい春風、朝晩の冷え込みなどの影響で、不安定になりやすい状態です。人によってはお肌が敏感に傾きやすく、吹き出物が出やすくなることもあります。
また、花粉症などのアレルギーに悩む人が増加します。そのため体調がすぐれず、お肌が外界からの影響を受けて不安定になる場合があります。お肌が敏感になっているときには、お肌にやさしい低刺激性の化粧品などから試してみるとよいでしょう。化粧品がお肌にしみたり刺激を感じる場合は、化粧品の使用は一旦中止することをおすすめします。なお、お肌の状態によっては、無理なケアはせずに、まずは皮膚科専門医にご相談ください。

その他、お肌のお手入れについて

Q.Tゾーンは油っぽいのに、他の部分は乾燥が気になります。どのようなお手入れをしたらよいですか?

クレンジング、洗顔の際に油っぽい部分を中心に丁寧に洗浄してください。乾燥しやすい部分は擦らないようにやさしく洗いましょう。洗顔後、化粧水で潤いを与えた後、乳液や保湿クリームを乾燥しやすい部分を中心につけ、油っぽくなりがちな部分は使用量を控えめにするとよいでしょう。また、特に乾燥が気になる部分には美容液などを使用する方法もあります。

Q.使用後に赤くなるというのはお肌に合わないということでしょうか?お肌に合わないとどうなりますか?

化粧品はお肌への安全性について十分注意を払い製造されています。
しかし、お肌は季節や体調、ストレスなどの影響を受けやすく、お肌の状態によっては、ほてり、かぶれ、赤み、痛み、腫れ、などの症状があらわれることがあります。
お肌のトラブルの原因はさまざまで、お肌にかぶれなどの症状があるときに化粧品を使い続けると、症状を悪化させる可能性もあります。お肌にトラブルがあるときには、まずは化粧品の使用は一旦中止して様子を見ていただくことをおすすめします。

Q.日やけでヒリヒリして痛いのですが、どうしたらよいでしょうか?

日やけして炎症を起こしている部分を濡れたタオルなどでしっかり冷やしましょう。紫外線を浴びた肌は乾燥しやすく、敏感になっています。肌に合った保湿ローションやクリームで乾燥予防しましょう。ただ、お肌の炎症がひどい場合には皮膚科専門医などにご相談いただくことをおすすめします。

Q.紫外線がお肌によくないと言われているのはなぜですか?

地上にふりそそぐ紫外線には、A波(UVーA)とB波(UV-B)の2種類があります。紫外線A波(UVーA)は、雲や窓ガラスなどを透過してお肌の奥深く真皮までとどき、お肌の弾力を失わせ、しわやたるみなどの原因になりやすく、紫外線B波(UV-B)は、表皮に強く作用して、赤く炎症を起こしたり、メラニン色素を増やして、日やけによるしみ、そばかすの要因の一つになります。
お肌のためにも、美容のためにも、紫外線はできるだけ防いでいただくのが望ましいといえます。

メイクアップ相談

Q.メイクアップはどうしてクレンジング料で落とさなければいけないのでしょうか?

ファンデーションなどのメイクアップには一般的に、洗顔料では完全に落とすことができない成分が多く配合されています。そのため、メイクアップを落とすときには、洗顔料だけではメイクを完全に落としきることができないこともあります。
メイクアップを落とすときには、基本的にメイク落とし(クレンジング料)をお使いいただくことをおすすめしています。ただし、洗顔料の中にはメイクも落とせるタイプもありますので、洗顔料をお選びの際には、商品特徴などをご確認いただくことをおすすめいたします。

Q.メイクの落とし方について、「クレンジング剤とメイクがなじんだら」とはどういう感覚ですか?

クレンジング料とメイクがなじんだ目安としましては、メイクの色がクレンジング料と混ざりあって見えた時が、一つの目安といえます。

Q.クレンジングをするときは、手や顔は濡らして使ってもよいのでしょうか?

メイクアップの落とし方については、手が濡れていても使えるもの、手が濡れていない状態で使うものなど、さまざまありますので、お手元の商品のご使用方法に従いお使いいただくことをおすすめします。
ただし、特に使用方法の説明がない商品の場合は、メイクとクレンジング料をなじませる際には、乾いた手でお顔を濡らさずにお使いいただくのがおすすめです。

Q.ファンデーションは毛穴をつまらせて、お肌が呼吸できなくなることはありませんか?

ファンデーションの粉は、非常に細かく、毛穴の大きさはファンデーションの粉よりも大きくなっています。お肌にファンデーションを伸ばしたときに、毛穴にファンデーションが入る事はあると考えられますが、毛穴をつまらせてお肌が呼吸できずに負担になることはありません。

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